こんにちわ、けんてぃです!
今回は映画「泣きたい私は猫をかぶる」をレビューしていきたいと思います!
動画配信サービスのNetflixで配信されて、気になっている方も多いと思います。
けんてぃ(彼氏)とゆな(彼女)の二人で見たので、僕たち二人のそれぞれの感想を言いますね!
「泣きたい私は猫をかぶる」のあらすじ
見つけた、君に会える魔法―― 自由奔放、ちょっと変わった中学2年生、笹木美代(ささき・みよ)。クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれ、学校でも家でもいつも明るく元気いっぱい。ムゲ熱烈に想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)に毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった・・・。 大好きな日之出のそばにいられる唯一の方法、それは猫になって会いにいくこと。 ≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには日之出に近づける日々。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになっていく。 このままずっと、彼のそばにいたい。でも、《私》に戻ることができなくなる―― 「猫」の世界を通して繰り広げられる、私をみつける青春ファンタジー。
出典:https://nakineko-movie.com/
けんてぃの「泣きたい私は猫をかぶる」の感想
まずはけんてぃからいきたいと思います。
70/100点
70点って微妙な点数をつけていますが、ボロ泣きしていました(笑)
良かった点
作画・声優さんが良かった
作画は予告でも見たらわかると思いますがマジでキレイでした。
僕的には、夕日などの太陽の光や、灯籠などの光の描写がキレイで雰囲気にすごく合っていました。
あのでっかい木のシーンはやばかったです、あれは鳥肌がたちますよ(笑)
声優さんも良かったです。
花江夏樹くんや、山寺宏一さん、小野賢章さんなどはさすがプロだなって思いましたね。
花江夏樹くんが演じた日之出くんの
「大好きだよ、太郎」
でやられた人も多いんじゃないんでしょうか(笑)
あと、ムゲ役の志田未来さんも声優さん並にすごかったです。
女優さんが声優を担当すると大丈夫かなと、不安になるんですがぜっんぜん良かったです。
主題歌・挿入歌が雰囲気にピッタリ
主題歌の「花に亡霊」はまーじで良かったですね。
歌詞も曲調もすごくこの映画の雰囲気に合っていました。
挿入歌の「夜行」もよかった。
ちょっぴり切ない曲だけどサビは頭に残る曲でした。
前半はボロ泣き
ここは内容についてなので詳しく話したと思います。
前半はすごくよかったです。
題名にもある「猫をかぶる」とは「本性を隠しておとなしそうに見せる」という意味です。
主人公のムゲも、大好きだった母親が出ていき、父親の再婚相手と一緒に暮らすことになるが、愚痴1つ言わないで家族の前ではずっと笑顔を絶やさなかった。
でも、猫のお面をつけて猫に変身しているときだけ、好きな人である日之出に心の底から甘えることができる。
人間でいるときのほうが本性を隠す仮面をつけていて、猫になっているときのほうが本心で生きていられるという逆転状況。
もうこれが切なすぎて、、、ボロ泣きでした(笑)
「大嫌い」と言われたときは自分も悲しくなって辛かった、、
こんなこと言っちゃダメよ、
悪かった点
クライマックスがしょぼい
なんというか、あっけなく終わったって感じでした。
前半がすごく良かったので、その分クライマックスの期待も大きくなっていたのかもしれません。
命の危険など、大きなことは特に起きなかったので、深刻な雰囲気にはならなかったです。
元々人間だった猫たちが助けてくれる場面も、壮大なBGMもなく、すっと現れた感じでした。
お面売りもなんかすぐ倒れたし、後半は全体的にあっけなかったという印象でした。
ジブリ感がすごくする
これも後半に感じたんですけど、どことなくジブリ感がするんですよね(笑)
前半は普通にありそうな悩みだったので現実味があったんですが、後半は猫の世界の雰囲気のせいかすんごくジブリを感じていました。
シリアスな場面もなく、ちょっと暖かい雰囲気がジブリ感を出していたのかな?
どっちかというと若い人向け
前半は複雑な家庭環境や、言いたいことを言えないなどのところは中高生にとってはすごく共感できると思います。
この映画は複雑な展開ではなく、どちらかというとわかりやすい展開なので、大人など映画好きなひとからしたら物足りなさを感じるかもしれません。
でも、中高生の悩みや考えていることを知れるので大人の方も見るべきかもです!
ゆなの「泣きたい私は猫をかぶる」の感想
では、ゆなの感想を書いていきますね!
私が思う点数は73点くらいでした。
まず、悪かった点から話していきますね!
悪かったところ
お面屋の正体が謎!
なぜ寿命を欲しがっていたのか、なぜ人間のお面を欲しがっているのかが明確ではなくて疑問に思いました。
そこが分かっていたらもっと作品に深みが出たのではないでしょうか。
お面屋は最初から最後までよくわからない存在でした。
あと個人的にはムゲがなぜ日之出を好きになったのかの描写ももっと書いてほしかったです。
クライマックスは、あ、それで終わり??って思っちゃいました^^;(あくまで私の主観です)
周りの猫たちが助けるのもいいですが、もっとムゲたち自身で解決してほしかったなって少し思いました。
良かったところ
ムゲに対する日之出の態度と猫になったムゲ(太郎)に対する態度が
全然違うのがリアルだと思いました。
ムゲが「太郎だったらこんなに好きになってくれるんだね」と言っていたように全く態度が違って
見ていてすごく悲しかったです。現実の恋愛でもそういう感情は多くあると思います。
なのでとてもムゲに感情移入し泣いてしまいました。
そして、思春期の色んな感情を抱えて人にあたってしまったり、
周りが見えず自分は大切にされていないと思ってしまったりなどの
誰もが感じたような思春期の気持ちが細かく表されていると思いました。
そこで共感することが多くあり涙も誘うのではないでしょうか。
そして、猫になりたい、鳥になりたい、自由になりたいなど思うことはありますが
私はこの映画を見て、人間も悪くないなと感じました。
この映画を見てよかったです!
「泣きたい私は猫をかぶる」のレビューまとめ
1回は見たほうがいいかも!
普通に泣ける作品である、これは(笑)
めちゃくちゃハマったって人も結構多いみたいです。
普通にいい作品なのでぜひ~
コメント